【保護活動と猫との絆】宝塚市で出会った命の物語|近畿・脱走猫相談センター

大雨の日にお母さんと逸れた子猫を保護しました。里親さんを募集しています。
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この宝塚市での小さな命との出会いは、プロの猫探偵として活動する私たちの使命そのものとなりました。

単なる捜索を越え、私たちが『命の専門家』として活動する原点は、目の前の猫を野良猫にしてはいけないという強い社会的責務にあります。地域社会での12年にわたる保護活動と、この小さな命との出会いが、脱走猫をご家族の元へお返しするという仕事が、「人と猫の共生」を実現するための活動であると確信させてくれたのです。


小動物看護士が見抜いた行動心理:怖がっていた子猫が心を開くまで

子猫は、私の姿を見ると小さな体をめいっぱい使って「シャー!」と威嚇し、必死に逃げ回りました。初めて見る人間が怖かったのでしょう。それでもなんとか保護し、急いで動物病院へ。

エイズ検査や血液検査をしてもらった結果、体重はたったの1.2kg、生後2ヶ月くらいの女の子だと判明しました。幸い、血液検査の結果も良好で、ワクチンも無事に終えることができました。

家に連れて帰ってからも、最初は隠れてばかりでご飯もなかなか食べてくれませんでした。でも、時間をかけてゆっくりと接していくうちに、少しずつ警戒心が解けていきました。

ある日、私の膝の上に乗ってきて、お腹を出してゴロゴロと喉を鳴らしてくれたとき、本当に嬉しくて涙が出そうになりました。あんなに怖がっていた子が、今ではすっかり甘えん坊。この子の心に寄り添うことができてよかったと、心から思いました。

この子の心を開いた経験が、猫探偵として脱走猫との絆を築ける自信となりました。


小さな命の里親募集と、脱走猫捜索の窓口

すっかり元気になったこの子を見て、私はこの子に本当の家族を見つけてあげたいと思うようになりました。一生大切にしてくれる、優しいお母さんとお父さん。この子を家族として迎え入れてくださる方を募集します。

もし、この子との出会いに運命を感じた方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。この子の幸せを願ってやみません。

近畿・脱走猫相談センター(運営:ペット探偵キャットワン) 0120-326-712

文責:小動物看護士・ペットセーバーEMR救急救命士

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