
1. 導入:振り込んだ瞬間に閉ざされる扉
愛猫が脱走し、藁をも掴む思いでかけた一本の電話。 「大丈夫ですよ、すぐ見つかります!」「何でも任せてください」 そんな親身な言葉に救われ、指示されるままに数十万円を振り込む。しかし、入金が確認された直後に届くのは、あんなに優しかった声とは裏腹な、冷徹な一文です。
「ご入金後のキャンセルは一切受け付けません」「キャンセル規定は会社都合の不当な価格」
これが、猫探偵業界に根深く残る「悪しき習慣」の正体です。
2. クーリング・オフが通用しない「法律の死角」
「あとでキャンセルすればいい」——その考えは、この業界では通用しません。 法科大学院で法を学んだ人間として、あえて厳しい現実をお伝えします。
猫探偵の依頼は、法的には**「通信販売」に分類されます。 実は、特定商取引法において通信販売にはクーリング・オフ制度がありません。**
クーリング・オフは、訪問販売などの「不意打ち」から消費者を守るためのもの。自ら検索して電話をかける猫探偵の依頼は「熟慮の末の申し込み」とみなされてしまうのです。悪徳業者はこの法律の盲点を完璧に熟知しており、一度振り込ませてしまえば「法律上、返金義務はない」と強気な態度に豹変します。
3. 闇の構造:なぜ「キャンセル規定」が存在しないのか(「あっても不当なのか』)
通常のサービス業なら「3日前なら〇%」といった段階的なキャンセルポリシーがありますが、この業界にはそれがほぼ存在しません。
- 後出しジャンケンの自由度:詳細なルールを作らないのは、業者側がいつでも「全額没収」と言い張るためです。
- 「損害」という言葉の悪用:実際にはスタッフが動いていなくても、「あなたの枠を確保するために他を断った」という証拠のない理由で、入金をそのまま利益に変えてしまいます。
- 高額な基本料金の罠:キャンセル料を釣り上げるために、あえて基本料金を高額に設定し、何もせずとも大金が手に入る仕組みを維持しているのです。
彼らが電話口で親身に寄り添うのは、あなたを助けるためではありません。他社へ行かせず、最短ルートで「入金」というゴールへ誘導するためです。証拠の残らない口約束は、入金した瞬間に霧散します。
※最近、このサイトでキャンセル規定についての記載を始めてから、ようやく「キャンセル規定」を置く会社も出てきました。しかし、その内容は社会通念上受け入れがたい内容です。キャンセル規定があるという一言で安心せずに内容までご確認ください。
4. キャットワンの理念:法律がないからこそ「高い倫理観」を
猫探偵業界には、私たちを取り締まる特別な法律がありません。だからこそ、業者の「倫理観」がすべてを決めます。
私は、パニックに漬け込んだ「入金への誘導」を断固拒否します。 その決意の証として、キャットワンでは以下の体制を徹底しています。
- 業界で唯一の明文化されたキャンセルポリシー:契約前に必ず詳細な規定を提示します。(一般的契約と同じ)
- 現地払い:入金を急かすことはしません。現地へ到着してからご入金いただいております。
法律が強制しないからこそ、自ら厳しいルールを課す。それが、飼い主様との間に「法律を超えた信頼」を築く唯一の道だと信じています。
5. 私たちは、見つかるまで諦めません
私たちは、キャンセル料で稼ぐことではなく、暖かいご家族との再会がかうよう出来ることはなんでもするそんな覚悟です。そのために、徹底した**「完全伴走サポート」**をお約束します。
- 保護機や動体検知赤外線カメラの貸し出し
- LINEと電話での24時間相談
- チラシの増刷
- SNSでの情報収集と、発見時の保護サポート
6. 結び:後悔しないために
「24時間以内のゴールデンアワー」に焦る気持ちは痛いほどわかります。 しかし、振り込む前に一度だけ、その業者にこう聞いてください。
「キャンセル規定を、今すぐLINEかメールで送ってください」
これに答えられない業者は、猫ではなく「あなたのお金」を追いかけています。あなたの大切な捜索費用を、悪しき習慣を続ける業者の懐を肥やすために使わないでください。
文責:ペット探偵キャットワン 専門チーム
本記事は、以下の複数の専門資格と学術的知見を持つチームメンバーによって執筆・監修されています。
現場・救命: 小動物看護士、ペットセーバーEMR救急救命士の資格を保有するスタッフ。
論理・戦略: **法学(法科大学院出身)**の知見、MBA(大学院)で論理的戦略を習得した専門スタッフ。

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